Usage

使用方法を解説します。

動作環境

以下の環境で動作確認しています。お客様の環境によっては、追加のインストールなどが必要な場合があります。

  • Windows10 Professional / Home (Version 1803)

  • TWELITE PAL 親機側ファームウェアを書き込んだ MONOSTICK(ASCII 書式[デフォルト]で動作します。BINARY 書式出力には対応しません)

インストール

任意のフォルダに PAL_Viewer.exe をコピーして使用します。実行ファイル PAL_Viewer.exe が格納されたフォルダに、ログファイルが生成されます。

TWELITE PAL 親機の設定やデータ形式については、こちらを事前にご覧ください。

起動

シリアルポートの選択

この画面では、PAL 親機用ファームウェアを書き込んだ MonoStick に割り当てられた COM ポートの指定や、動作設定をします。確認ができたら [OPEN] ボタンを押します。

COMポートの設定が間違えているなどする場合、本アプリケーションからは何が問題であるか対処はできません。事前に TeraTerm などで当該COMポートよりデータが出力されていることを確認してください。

名前

内容

ComPort

PAL 親機ファームウェアが書き込まれているTWELITE 無線モジュールが接続される COM ポート。

BaudRate

ボーレート (通常は 115200bps で変更は不要です)

History Size

グラフ描画の履歴数。グラフは1秒更新または1分更新(slow upadte)です。300を指定すると1秒更新の表示では5分幅となります。

Slow update time

Slow Update は、より時間幅を大きくして長時間の履歴をグラフ表示します。Slow update 表示を何秒おきに行うかの設定です。60を設定すると1分おきにグラフが更新され、History Size が 300 なら300分、5時間の幅となります。

※ この値を変更するとログの出力等に影響を与えます。

Update Screen at half fps (15fps)

画面のアニメーション効果を秒30回から15回に減らします。

メイン画面

メイン画面はいくつかの画面領域に分かれています。SENSE PAL より無線パケットを受信した時に、そのセンサーの読み値に応じてグラフを更新します。

エリア名

場所

内容

グラフエリア

画面上部

上部に6つのグラフが並んでいます。これは一つの SENSE PAL から来たデータを表示しています。別のSENSE PALの表示に切り替えたい場合は、下部ノードエリアより見たいノードをクリックします。

ノードエリア

画面下部、中央〜右

中央、右部には、受信したノードが一覧されます。四角部分には最新のセンサーの読み値が、その上にはノード名(AMBは環境センサーPAL,OnCは開閉センサーPAL,後ろの数字は論理ID)が表示されます。

センサー種別選択

画面下部、左

センサーの読み値を切り替えるには、左部のラジオボックスをクリックします。TEMP:温度、HUMID: 湿度、LIGHT:照度、MAG:開閉磁気センサー、VOLT:電源電圧、LQI:受信強度。

センサー表示閾値

画面下部、左下

センサーの読み値の表示色を変更する閾値です。上の画面例では25の設定に対して AMB_04 は 27.5℃で、赤色の表示になっています。

各部詳細

名前

内容

Chart View:

画面左上のラベルで、現在表示されているグラフのIDを表示します。

Slow (60sec) Update

チェックすると、より長い時間のグラフ画面になります。

時刻の表示

グラフの左端と右端の実時刻を表示しています。左端の方がより古いデータで、右端は今来たデータになります。

Sory By ID

各ノードを ID 名順で並べ替えます。

グラフの値について

開閉センサーPAL

内容

0

開(オープン)、磁石が近くにない

1

閉(クローズ)、磁石が近くにある

2

閉(クローズ)、磁石が近くにある (1とは反対の極として検出)

値の平均化

グラフの値は、単位時間内に到達し評価したセンサー値の平均として算出しています。

最終更新